明日は明日の風が吹く

たぶん明日は偏西風

【スポンサーリンク】

そういえばデートでピザ食べて恥かいたことあるよ

むかしむかし、とある女性とデートに行った時の話じゃ…

 

ピザの美味しいイタリアンレストランがあるっていうことで、とある女性をデートに誘ったんです。なんか女性ってイタリアン連れて行けば喜ぶっていう情報を鵜呑みにして。

 

デート経験なんてほとんどないんですけど、勇気を出して誘いました。
そもそも外食なんて松屋かスシローぐらいしか知らないのに、「美味しいピザがあるらしいので、良かったら一緒に行きませんか?」ってよく言えたもんだよ。
デートに誘うときは自分の知っているお店を選ぼうね!約束だよ!

 

そんなこんなで女性とそのレストランに行ったんです。デートなんて全然したことないので、期待半分、不安半分で。現地について、彼女と合流していざお店へ。お店の前で待っているとビシッとした格好のイケメンウェイターさんが案内してくれました。

 

もうね、中に入った瞬間汗がブワァって出ました。「やべぇ!ここ本格的なとこだ!
ボクの中のレストランと言えばファミレスなんです。ガストとか、サイゼリアとか。そんなボクのレストランという概念を根底から覆す店内でした。

 

よくわからない外国のおしゃれなBGMが流れてるわ、テーブルクロスとか敷かれて高そうなグラスが置いてあるわ、外国人のシェフが謎の言語を話しながら料理しているわで、これが本物のレストランか…と。シェフとか生まれて初めて見ましたからね。「ほんとに白い服で帽子被ってるんだー」とか思ってました。

 

周りのお客さんを見ても、妙に髪の毛がテッカテカのごっつい腕時計してスーツをビシッと決めたお兄ちゃんとか、カーネルサンダースみたいな如何にも小金持ちですよみたいなご年配の方とかなんですよ。一方ボクは、しまむらのパーカーにジーパンの最強コーデです。ドレスコードとかはないお店でしたけど、ボクだけすっごい浮いてました。

 

レベル1で終盤のダンジョン来ちゃった…」みたいな感覚でしたが、せっかくのデート。不安を感じているばかりではいけません。席について彼女と一緒にメニューを見ることに。

 

「なんだこの奇怪な呪文は…」見たこともないようなカタカナがいっぱい並んでいました。ジェノバってなんだよ、セフィロスの母さんか?

きちんと勉強せずにデートに行ったことを、ただただ後悔しました。

 

彼女もよくわからなかったようなので、少し安心しましたが、問題の解決にはなりません。分からないまま頼むのも嫌だったので、ウェイターさんを呼んでおすすめのものを教えてもらいました。

 

おすすめメニューを注文して待つこと数十分。前菜のサラダとか、スープとかを経てお待ちかねのピザがやってきました。そしてテーブルに置かれるナイフとフォーク…。

 

ん?ピザ食べるのになんでナイフとかいるの?ピザカッターだけで充分よ。とか思っていると、どうやらこのお店では手で持って食べるのではなく、ナイフとフォークで食べるご様子。

 

なるほど!本格派ァ!!

 

いやいや、なるほどじゃないです。ピザっていうものはピザカッターで適当にピャーって切って手で掴んで食べるものじゃないんですか。違いますか、そうですか。

 

彼女はどうやらフォークを使ったピザの食べ方には慣れているようで、器用にクルクルとフォークで巻いてピザを食べていきます。食べ方を教えてもらいましたが、そもそもナイフとフォークなんて普段使わないので、上手く扱えません。誰か箸持ってきてもらえませんか?

 

会話を楽しむ余裕なんて無く、見様見真似で必死にクルクル巻いて食べようとしていました。他の人から見たら、子どもがお母さんに食べ方を教えてもらっているように見えたことでしょう。そんな切羽詰まった状況の食事でしたから、ピザの味なんて覚えていませんでした。

 

お店を出て彼女が「美味しかったですね」と声を掛けてくれましたが、味わう余裕なんて無かったので、乾いた笑い声をだしながら「そうですね」としか返せませんでした。

 

ピザって結構適当に食べられるものだと思っていたんですが、きちんとしたマナーもあるんだと、この一件以来学びました。でもボクはピザを食べるなら、手で持って食べる方がいいです。そっちの方が庶民のボクには合っていますし、美味しく食べられます。

男性の皆さん、もしデートでピザを食べに行くことがあったら気を付けてくださいね。

 

【スポンサーリンク】